医療法人社団きらきら会新宿きらきら歯科

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仮歯を軽視すると本歯で後悔する?

〜「仮のつもり」が「未来を決める」ことも〜

はじめに:仮歯って“つなぎ”でしょ?

治療中の患者様からよく聞かれる言葉があります。
「仮歯って一時的なものだから、そこまで気にしなくていいですよね?」

確かに“仮”という言葉から、あくまで「本番の前の一時的なもの」と思われがちですが、仮歯はとても重要な治療工程のひとつ
軽視してしまうと、最終的な“本歯”に思わぬ影響を与えることもあるのです。


仮歯の役割とは?

審美補綴やセラミック治療で使用される仮歯(テンポラリークラウン、プロビジョナル)は、ただの「仮の見た目」ではありません。

仮歯が持つ5つの重要な役割

  1. 見た目の確認
     本歯の前に、歯の形・長さ・並び・笑ったときの見え方を患者様と一緒に確認します。

  2. かみ合わせの調整
     仮歯でしっかり咬んだときの感覚や、上下のバランスを整えておきます。

  3. 歯肉の形を整える
     歯ぐきと仮歯の接触により、自然で美しい歯肉ラインを形成できます。

  4. 発音・機能のチェック
     話しにくい・咬みにくいなどの不具合がないかを確認します。

  5. 患者様の満足度の確認
     「この形でいいか」「笑顔に自然になじむか」を実際に体感してもらうことで、本歯に反映させやすくなります。


仮歯を軽視すると、どうなる?

仮歯のフィードバックを十分に反映せずに本歯を作ってしまうと、次のようなトラブルの原因になります。

  • 見た目がしっくりこない

  • 本歯の高さや形が合わず、咬みにくい

  • 発音が不自然になる

  • 歯ぐきとの境目が合わず、歯肉が下がる or 黒ずむ

  • 最終補綴後に再製作や再治療が必要になることも…

つまり、仮歯の段階でしっかり詰めておくことが、本歯のクオリティと満足度に直結するのです。


当院のこだわり:仮歯こそ“本気”

当院では、仮歯の段階から審美性・機能性・精度にこだわりを持って設計しています。
患者様の表情や口元とのバランスを細かく確認し、必要であれば何度でも調整いたします。

「仮歯でここまで丁寧に?」と驚かれることもありますが、それはすべて**“本歯で後悔させないため”**です。


患者様の声

「仮歯のときにしっかり相談できたから、本歯になったときに“完璧!”と思えました。あのステップを大切にしてよかったです。」(30代女性)

「歯ぐきのラインまで整えてもらって、仕上がりがとても自然でした。今では写真でも自信を持って笑えます」(40代男性)


まとめ:仮歯=“仮”ではなく“設計図”

仮歯をどう作るか、どう調整するかが、本歯の出来を左右します。
“仮”だからといって軽視せず、本気で向き合う価値があるプロセスなのです。

📞 ご相談・カウンセリング予約受付中

「仮歯の見た目や違和感が気になる」
「本歯で後悔しないようにしたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院までご相談ください。

2025年05月28日 11:44