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「歯が抜けた!でも大丈夫」即日義歯でその日のうちに笑顔を取り戻しませんか?

こんにちは、新宿きらきら歯科です。

「突然歯が抜けてしまった」「抜歯後、すぐにでも歯を入れたいけれど、入れ歯ができるまで時間がかかるのでは…」

そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に人前に出るお仕事の方や、食事に困ってしまうなど、歯がない状態は一刻も早く解消したいものですよね。

実は、そんなお悩みを解決できる「即日義歯(そくじつぎし)」という選択肢があることをご存知でしょうか?

今回は、この即日義歯について、その特徴やメリット・デメリットなどを分かりやすく解説いたします。

即日義歯とは?

即日義歯とは、その名の通り、歯を抜いたその日のうちに装着できる入れ歯のことです。通常、入れ歯の製作には数週間から1ヶ月程度かかることが一般的ですが、即日義歯は事前に準備を進めることで、抜歯当日に仮の入れ歯、あるいは本番に近い入れ歯をお渡しすることができます。

主に以下のようなケースで活用されます。

  • 事故などで急に歯を失ってしまった場合
  • 多数の歯を一度に抜歯する場合
  • 抜歯後の見た目や食事にすぐにでも対応したい場合
  • 重要な予定(結婚式、会議など)を控えている場合

即日義歯のメリット

即日義歯には、以下のような大きなメリットがあります。

  1. 見た目の回復が早い: 抜歯当日から歯が入るため、歯がない期間がなく、見た目をすぐに回復できます。人前に出る際の精神的な負担を軽減できます。
  2. 食事のサポート: 完全に元のようにはいきませんが、ある程度の咀嚼を助け、食事の楽しみを早期に取り戻せます。
  3. 傷口の保護: 抜歯した部分を覆うことで、食べ物などの刺激から傷口を保護し、治癒を助ける効果も期待できます。
  4. 発音の補助: 歯がないと発音しにくくなることがありますが、義歯を入れることで、ある程度会話のしやすさを保てます。
  5. 周囲の歯の移動防止: 抜歯したスペースを放置すると、隣の歯が倒れ込んできたり、噛み合う歯が伸びてきたりすることがありますが、即日義歯を入れることでこれをある程度防ぐことができます。

即日義歯のデメリットや注意点

一方で、即日義歯にはいくつかのデメリットや注意点も存在します。

  1. あくまで「仮」の場合がある: 抜歯後の歯茎は時間とともに変化(痩せるなど)します。そのため、即日義歯は最終的な精密な入れ歯ではなく、あくまで一時的なもの、あるいは後日調整や作り直しが必要になることが多いです。
  2. 調整が必要: 抜歯直後の歯茎の状態に合わせて作製しますが、治癒が進むにつれて合わなくなってくるため、頻繁な調整が必要になることがあります。
  3. 費用: 通常の入れ歯製作に加えて、即日対応のための費用が別途かかる場合があります。保険適用の範囲や、自費診療になるかなどは、症例や歯科医院によって異なりますので、事前の確認が重要です。
  4. 全ての症例で可能ではない: お口の状態や抜歯する歯の本数、位置によっては、即日義歯の作製が難しい場合があります。
  5. 清掃と管理: 通常の入れ歯と同様に、毎日の清掃と適切な管理が不可欠です。

即日義歯の製作の流れ(一般的な例)

  1. 事前の診察・型取り: 抜歯前に、お口の中の状態を詳しく検査し、即日義歯作製のための型取りを行います。
  2. 抜歯当日: 抜歯を行います。
  3. 義歯の装着・調整: あらかじめ準備しておいた義歯を装着し、噛み合わせなどを調整します。
  4. アフターケア・定期的な調整: 抜歯後の歯茎の状態に合わせて、定期的に義歯の調整を行います。場合によっては、後日、より精密な本義歯を製作することになります。

即日義歯を検討されている方へ

「歯が抜けるかもしれない」「すぐにでも歯を入れたい」とお考えの方は、まずは一度、歯科医師にご相談ください。即日義歯が適しているかどうか、どのような流れで進められるのか、費用はどのくらいかなど、詳しくご説明させていただきます。

当院では、患者様のご状況やご希望を丁寧にお伺いし、最適な治療法をご提案できるよう努めております。急な歯のトラブルでお困りの方も、諦めずにまずはご相談いただければ幸いです。

その日のうちに笑顔を取り戻し、安心して日常生活を送るためのお手伝いができればと考えております。

ご予約・ご相談は、お気軽にクリニックまでお問い合わせください。

2025年05月28日 16:35